「チェンジ・ザ・ワールド」を、ソロベース&ドラムで弾いてみました

2016/10/13 | ベース |

コラム:ソロベースこぼれ話◆

「何か弾いてよ!」

ベーシストが困ってしまうのは、友だちや知り合いに、「何か一曲弾いて」と言われることです。

ベースラインや、スラップフレーズならいくらでも弾くけど、音楽に特に詳しくない人が聴いても分かる音楽を演奏するとなると、かなり困ってしまいます。理由は当然ですが、ベースは「伴奏楽器」だからです。基本、メロディーやコードを弾くようには作られていないのです。

なので、弾ける曲がなくても当たり前なのですが、私は何とか「ソロベース」ができないか、いろいろと試行錯誤してきました。ソロベースということは、メロディー、コード、ベースを一本のベースで弾き分けていくということです。

けっこう無謀なチャレンジかとも思いましたが、一方で、エレキベースという楽器のポテンシャルの高さを考えると、できるという確信もありました。

エレクトリックベースという楽器は、1950年代に最初の楽器が生み出されて以来、

ラリー・グラハムやジェームス・ジェマーソン、ジャコ・パストリアスなど数々の伝説のプレーヤーたちによって、どんどんその可能性が拓かれてきました。

その結果、エレクトリックベースはもはやただの伴奏楽器ではなく、独特の音色と雰囲気をもった、ギターなどのメロディー楽器には手が届かない「オールマイティ」な楽器へと進化してきているのです。

なので、私もミュージシャンの一人としてベースの可能性を広げるため、どんどんソロベースのアレンジを公開していきますので期待していていください

 

今回【ココチャレ】で演奏したのは、

エリッククラプトンの名曲、「チェンジ・ザ・ワールド」です。

この曲も、もう説明の必要がないくらい有名な曲ですね。

元々、ワイノナ・ジャッド(Wynonna Ellen Judd)というミュージシャンがリリースした曲ですが、

エリッククラプトンがカバーし、世界的に大ヒットしました。

元のバージョンもなかなかいいので聴いてみてください。

 

さて、今回のココチャレ動画「チェンジザワールド」ですが、

ソロベースアレンジをするにあたっていろいろ検討した結果、バラード調の雰囲気に仕上げることにしました。

ここで、ソロベースにおける「コード問題」について書いてみたいと思います。

ベースという楽器は、もともとコードを奏でるように作られていないので、

ソロベースでコードとメロディーを演奏するとなると、かなり難易度が高くなります。

一番の問題は、音の高さです。

ベースのカバーする音域は低いので、きれいなハーモニーが出しづらいのです。

このため、使えるポジションがかなり少なく限定されてくるのです。

また、楽器のボディ面では、ネックが長いため、指のストレッチが重要になってくることも付け加えておきます。

 

【ココガク♪ワンポイント解説】

■Aメロは、開放弦を使いながらメロディーを絡めて弾いています。

■サビでは、コードを進行させつつ、メロディーを演いています。ポイントは、コードトーンの一番大切な音だけをチョイスして、「コード進行感」を出していくことです。

■ギターソロでは、オリジナルでアコースティクギターのフレーズをベースで弾いています。

追記:ライブでも、このアレンジでやってみたいと思ってしまいました!

 

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