スティービーワンダーの「ハイヤーグラウンド(Higher Ground)」を弾いてみました。

2016/10/10 | ベース |

【私の音楽遍歴を少し・・・】

私は、ベースをメインに、エレキギターやアコースティックギター、ウクレレなどを演奏します。

(それぞれの楽器のインストラクションもしています。)

音楽のジャンルは、ほぼどんなものにでも対応できます。

仕事のオファーも、どんなジャンルでも受けます。ロック、ブルース、ファンク、ジャズ、フュージョン、ボサノバ、ラテン、演歌、クラシック、合唱の伴奏というのもありました。

ただその中でも一番好きなのは、やっぱり「ロック」です。

何と言ってもその爽快感がたまりません。シンプルですが、人の心をガンガン燃え立たせる何かがロックにはありますね。

そして、ロックの花形というか、中心となる楽器は、もちろんギターです。

ギターがロックを作ってきたと言ってもいいぐらい、ロックにおけるギターのカッコよさ、存在感は、突き抜けています。

 

その反面、ベースはというと、なんとも地味です。

もちろん例外はありますが、一般的に言って、ベースはギターに比べて、かなり日陰の存在と言えます。

私にも経験があります。高校生の時、これはベースを手にして数ヶ月後のことですが、ライブをやり始めた頃のことです。

ベースの見せ場があまりにないので、私はライブの中でベースにディストーションをかけて、

ビリーシーンみたいに早弾きのベースソロをガンガンやっていました。

さぞかし目立っているだろうと客席に目をやると、お客さんはみんなコード弾きをしているギターの方を見ているのです。

この時悟ったことですが、ベースでギターのような音を作ってギターソロのようなことをやっても、お客さんにとってはあまり意味がないということです。

これではいけないと、次に私が探したのが、ベースの存在感の大きいジャンルです。

いろいろ聴いた結果、その1つが「フュージョン」だということが分かりました。

当時は「チョッパーベース」などと呼ばれていたテクニックがふんだんに使われ、ベースという楽器が曲の中でかなりカッコいい位置を占めていたのです。

そこから私はフュージョンにハマりだし、来る日も来る日もチョッパー(=スラップ)の練習に励み、あらゆる有名曲のコピーをしていったのです。

 

余談ですが、フュージョンにハマりだすと同時に、ストラップがどんどん短くなりました。

スラップをするのには、長いストラップは向かないからです。

フュージョンの曲でバリバリのスラップを弾き始めると、次にロックのベース(=ルート弾き中心)を弾くのは退屈で仕方なくなります。

そしてファンクに出会いました。いわゆる黒人音楽にどっぷりつかり、グルーヴにひたすら酔い続けました。

その中で、「モータウン」という音楽を知り、スティービーワンダーを聴き始めました。そこで今回の曲、「ハイヤーグラウンド(Higher Ground)」も好きになりました。

その後、レッチリが出てきてこの曲をカバーするわけですが、レッチリバージョンもかなり気に入って、何度も弾いたものです。

このようにして、ロック→フュージョン(ジャズ)→ファンク→ロックというように、ロックから出発して、他のジャンルにもハマり、そこでさまざまなテクニックや理論を身につけながら、最終的にまたロックに戻ってきたというわけです。

今回の演奏では、スティービーワンダーとレッチリのおいしいところを両方盛り込んでみました。

具体的には、ベースリフはレッチリ、メロディーやブラスセクションのフレーズはスティービーワンダーです。

2つのアーティストの相乗効果が出ているか、是非聴いてみてください。

編成は、ソロベースとドラムのデュオです。

この曲も、ライブでやると盛り上がりそうなので、やってみようと思います

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